景清伝説 3 「景清の井戸/景清様」
『昔のことではっきりはしないけれど、言い伝えによると、平家の侍大将藤原景清が菅生城(陣屋と思われる)に居た時に、(現在の中郷公民館の脇道を100m程行ったところにある池の奥に)「亀井の水」と呼ばれ涸(か)れることなくこんこんと湧き出る泉があり、このきれいな水を景清が大変気に入り、いつもこの水を汲んで飲んでいた。』と言う記録が「望陀郡井尻邨(村)誌【明治19年】」の中にあるそうです。
地元のお年寄りは、この「亀井の水」を「景清様の井戸」と尊称しているそうです。これを略して「景清さま」と呼んでいるのだと思います。また、~景清陣屋址~で紹介した「景清宮(祠)」も「景清様」と呼ばれているようです。
この「景清さま(景清の井戸)」は、今も湧き続けています。景清が愛したこの水を飲んでみたい気がします。
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中郷公民館(白い車の先を右折) ↓
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塀が切れた所で右折、100m先です ↓
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「景清の井戸」入口(奥から水が流れて来る)
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今もなお湧き出ている水
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透明できれいな水が溜まっています
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解説板
解説板の内容
景清の井戸
菅生に陣屋があったと伝えられる平家の侍大将藤原景清がこの井戸の清浄な水を好み 元旦 下男が水汲みの帰りに雪の中で倒れたという伝説の井戸である
※参考文献 広報きさらづ(木更津市) ふるさと探訪15・32
※参考文献 中郷の郷土史